NIHON LOREAL


社会の持続的発展のために ロレアル - ユネスコ女性科学者 日本奨励賞

2016年度 授賞式

2016年度「ロレアル - ユネスコ女性科学者
日本奨励賞」の授賞式が7月8日にフランス大使公邸にて開催されました。

今年は、授賞式に寄せて内閣総理大臣夫人 安倍昭恵様よりご祝辞をいただきました。

物質科学分野の受賞者には、高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所 北村 未歩さん、大阪大学大学院理学研究科 高分子科学専攻 高分子物理化学研究室 田仲 玲奈さん、生命科学分野では、東京大学大学院薬学系研究科 蛋白構造生物学教室 丹治 裕美さんが選ばれ、それぞれに奨学金100万円が授与されました。

「日本特別賞」は、アーティスト/マサチューセッツ工科大学メディアラボ助教 スプツニ子!さんに贈られました。
スプツニ子!さんは、テクノロジーやサイエンスが人々の価値観や社会にどのような影響をもたらすのかを探求する作品を数多く制作・発表しています。数学・情報工学を活かした理系のバックグラウンドとアーティストならではの斬新な発想を融合した作品を、ソーシャルメディアなどを通じて広く国内外に訴求し世界的に注目されており、気鋭の新世代リーダーとしてその功績を高く評価しました。

ロレアル-ユネスコ: デジタルキャンペーン「女性科学者を応援する宣言書」を展開!

グローバル規模で女性科学者の割合は30%にとどまっており、ロレアル財団とユネスコは、改革のペースを上げるにはさらなる努力が必要であると考え、世界規模で展開するデジタルキャンペーン「女性科学者を応援する宣言書」を発表。
日本では7月から同キャンペーンを展開し、サイエンスにおける男女共同参画を後押しする6カ条に多くの方の賛同の一票を獲得していきます。キャンペーンの成果は9月にパリで開催される第9回高等教育研究における男女機会均等に関する欧州会議で発表します。
キャンペーンサイトはこちら
http://www.fwis.fr/ja/manifesto

受賞者プロフィール

物質科学

  • 北村 未歩きたむら・みほ

    所属機関
    高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所(2016年4月~)
    出身大学
    東京大学大学院工学系研究科 応用化学専攻 藤岡研究室
    研究分野
    界面磁性
    研究内容
    異なる酸化物の界面で発現する特異な強磁性の起源を放射光を用いて解明する 
    社会的意義
    物質の界面で発現する特異物性の起源を解明することでより高速な次世代デバイスの実現に貢献

  • 田仲 玲奈たなか・れいな

    所属大学
    大阪大学大学院理学研究科 高分子科学専攻 高分子物理化学研究室(2016年4月~)
    出身大学
    東京大学大学院農学生命科学研究科 生物材料科学専攻博士課程 製紙科学研究室
    研究分野
    セルロース科学、レオロジー、ナノ材料科学
    研究内容
    物質の流動と変形を評価するレオロジー測定を用いた、セルロースナノファイバーのアスペクト比(長さ/幅)の簡易評価法の確立
    社会的意義
    高性能で多機能な、環境に優しい植物由来の新素材「セルロースナノファイバー」の実用化による、循環型社会の構築に貢献

生命科学

  • 丹治 裕美たんじ・ひろみ

    所属大学
    東京大学大学院薬学系研究科 蛋白構造生物学教室
    研究分野
    構造生物学
    研究内容
    自然免疫で働くセンサータンパク質がウィルス感染を感知する仕組みの解明
    社会的意義
    抗ウィルス薬や自己免疫疾患治療薬の開発に貢献

特別賞

  • (C)Tomoya Uehara

    スプツニ子!

    アーティスト/マサチューセッツ工科大学メディアラボ助教
    活動内容
    アーティスト、マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボのデザイン・フィクション研究室の活動を通じて、テクノロジーやサイエンスが人々の価値観や社会にどのような影響をもたらすのかを探求する作品を数多く制作・発表
    受賞理由
    数学・情報工学を活かした理系のバックグラウンドとアーティストならではの斬新な発想を融合した作品を、ソーシャルメディアなどを通じて広く国内外に訴求し世界的に注目されており、気鋭の新世代リーダーとしてその功績を高く評価

ロレアル - ユネスコ女性科学者 日本奨励賞 過去の授賞式

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