NIHON LOREAL


社会の持続的発展のために
ロレアル - ユネスコ女性科学者 日本奨励賞

2017年度 授賞式

2017年度「ロレアル - ユネスコ女性科学者
日本奨励賞」の授賞式が7月5日にTEPIA先端技術館にて開催されました。

物質科学分野の受賞者には、東京大学大学院工学系研究科 化学生命工学専攻 フッ素および有機化学融合材料・生命科学講座 特任助教 秋山 みどりさん、物質・材料研究機構 構造材料研究拠点 日本学術振興会特別研究員-SPD小川 由希子さんが受賞しました。生命科学分野では、名古屋大学生物機能開発利用研究センター 博士研究員 別所 奏子さん、北海道大学大学院医学院 皮膚科学教室 皮膚科医 渡邉 美佳さんが選ばれました。4名それぞれに奨学金100万円が授与されました。
創設12年目を迎え、これまでに47名の将来有望な若手女性科学者を表彰しています。

「日本特別賞」は、ロボットいきもの工房TRYBOTS代表 近藤 那央さんに贈られました。

近藤 那央さんは、「人間の社会に溶け込む未来型ロボット」を創ることを目指し、ロボットのなかでも難易度の高い水中ロボットに挑戦し、ペンギン型水中ロボット「もるペン!」の開発に取り組んでいます。本物のペンギンを再現するために「はばたき推進」という珍しい手法を採用し、機械工学、電気工学、情報工学など幅広い専門知識を取り入れています。エンターテインメントだけではなく、水中探査への応用も期待されているほか、子供向けのイベントや国内外の講演活動を通じてロボットの楽しさや魅力を訴求するなど、新世代の感性をもったロボットクリエイターとして、その将来性やユニークな活動を高く評価しました。

日本初のビューティーハッカソンを開催―次世代の理系女子やエンジニアを育成

ロレアルは、いち早く化粧品と親和性の高いデジタルの活用に着目し、革新的な製品開発や新しい消費者体験の提供を可能にしています。日本ロレアルは、化粧品を通じて得る経験、感覚、効能効果を、IoTを活用して楽しく評価・共有する手法を提案することをテーマに日本初のビューティーハッカソンを開催。化粧品に関するトレンドや消費者の嗜好に関するデータなどを提供し、デジタル分野のアイディアを広く募集して今後の製品開発に活用するとともに、次世代の理系女子や若手エンジニアを育成していきます。審査員には、2017年度「ロレアル‐ユネスコ女性科学者 日本特別賞」を受賞したTRYBOTS代表 近藤 那央さんも務めています。

授賞式の様子

受賞者プロフィール

物質科学

秋山 みどり
あきやま・みどり

  • 秋山 みどりあきやま・みどり
所属大学
東京大学大学院工学系研究科 化学生命工学専攻
フッ素および有機化学融合材料・生命科学講座 特任助教 (2017年4月~)
出身大学
東京大学大学院工学系研究科 化学生命工学専攻 野崎研究室
研究分野
有機金属化学・錯体化学
研究内容
らせん型金属二核錯体の合成と発光特性
社会的意義
3次元ディスプレイやセキュリティシステムに応用可能な特殊な発光分子を発見

小川 由希子
おがわ・ゆきこ

  • 小川 由希子おがわ・ゆきこ
所属機関
物質・材料研究機構 構造材料研究拠点 (2017年4月~)
(日本学術振興会特別研究員‐SPD)
出身大学
東北大学大学院工学研究科 知能デバイス材料学専攻 小池研究室
(日本学術振興会特別研究員‐DC2)
研究分野
材料工学
研究内容
構造変化を利用した新しい高機能マグネシウム合金の開発
社会的意義
実用金属において、最軽量なマグネシウム合金の新たな応用の拡大に貢献

生命科学

別所 奏子
べっしょ・かなこ

  • 別所 奏子べっしょ・かなこ
所属大学
名古屋大学 生物機能開発利用研究センター 博士研究員 (2017年4月~)
出身大学
名古屋大学生命農学研究科 高次生体分子機能研究分野
研究分野
遺伝育種学・植物生理学
研究内容
栽培イネが芒を失った理由の解明と、育種における芒(のぎ)の有効活用
社会的意義
イネ種子先端にできる芒(のぎ)を作る遺伝子を決定し、野生鳥獣からの被害を軽減するイネ品種の作出に貢献

渡邉 美佳
わたなべ・みか

  • 渡邉 美佳わたなべ・みか
所属大学
北海道大学大学院医学院 皮膚科学教室 皮膚科医
研究分野
表皮の分子細胞生物学・皮膚の老化
研究内容
17型コラーゲンが皮膚維持に果たす役割の解明
社会的意義
皮膚の老化における皮膚の骨格を形成する蛋白の役割を解明することにより、
抗老化、抗癌への新薬や治療に貢献

特別賞

近藤 那央
こんどう・なお

  • 近藤 那央こんどう・なお
ロボットいきもの工房TRYBOTS代表
活動内容
機械工学、電気工学、情報工学などの専門知識をもとに、ペンギン型水中ロボット「もるペン!」の研究開発に取り組み、本物に近づけるため「はばたき推進」という珍しい手法を採用。ロボットの楽しさを積極的に訴求すべく、全国の子供向けイベントへの出展や国内外の講演に参加
受賞理由
「人間の社会に溶け込む未来型ロボット」を創出する次世代のロボットクリエイターとして、難易度の高い水中ロボットに挑戦し、子供向けのエンターテインメントや水中探査への応用が期待されるなど、その将来性や幅広い活動を高く評価

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