NIHON LOREAL


社会の持続的発展のために
ロレアル - ユネスコ女性科学賞―国際新人賞 日本からの受賞者

ロレアル - ユネスコ女性科学賞―国際新人賞
ロレアルグループ パリ本社は、これまでの「ロレアル - ユネスコ女性科学賞―国際奨学金」に代わって、2015年より「ロレアル - ユネスコ女性科学賞―
国際新人賞」を推進しています。「ロレアル - ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」をはじめ、世界60カ国で推進している国内賞を通じて選出された候補者
から、生命科学、物理、化学、工学、数学の分野で世界的に評価されるトップ15名の若手女性科学者に賞金約200万円を贈呈し、研究を継続できるよう支援しています。

「ロレアル - ユネスコ女性科学賞―国際奨学金」は2000年から2014年まで実施され、生命科学分野の博士課程または
博士研究員レベルの若手女性科学者が希望の研究機関において研究を継続できるよう、奨励しています。

2019年
野元 美佳ノモト・ミカ
2018年4月~ 名古屋大学 遺伝子実験施設 助教
(2018年度「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」受賞)
世界中で毎年約35%の主要作物が収穫前に病虫害により損失しており、作物の安定供給が課題となっている。本研究は、植物の免疫機能を解析するために必要なタンパク質を準備するにあたり、試験管の中でタンパク質を合成する無細胞タンパク質合成系の開発に成功。この手法により大規模な実験を行うことが可能となり、さらに遺伝子発現解析を行うことによって病原菌に対する免疫の主要制御因子NPR1タンパク質が虫害への防御応答を抑制することを世界で初めて明らかにした。本成果は、NPR1タンパク質の機能を調節することによって、病原菌と虫害を防御できる強い植物の創出につながり、世界中の作物被害の軽減に貢献する。

報道資料はこちら
http://news.nihon-loreal.jp/press/2FINAL_FWIS_J.pdf
2018年
小川 由希子オガワ・ユキコ
2017 年 4 月~ 物質・材料研究機構 構造材料研究拠点
(~2017 年 8 月 日本学術振興会特別研究員 SPD、2017 年 9 月~ 物質・材料研究機構 研究員)
(2017年度「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」受賞)
自動車の燃費改善、電子デバイスの携帯化、医療装置用材料としての新たな利用において材料の軽量化がこれまで以上に求められている中、本研究では、マグネシウムにスカンジウムを加えることでマグネシウム合金においては不可能と見なされていた構造変化の利用による機械的特性の制御を実現した。これにより、従来品に比べ加工性と強度のバランスに優れたマグネシウム合金を得ることに成功。また、この研究過程で変形させても特定の温度や電流により形状が元に戻る形状記憶特性という、マグネシウムでは考えられなかった機能性を世界で初めて発見した。

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http://news.nihon-loreal.jp/press/2018_MAR_8_FWIS.pdf
2016年
向井 理紗むかい・りさ
徳島文理大学 香川薬学部 博士研究員
(2015年度「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」受賞)
ウイルス感染が原因となって発症する白血病の一つである成人T細胞白血病(ATL)の発症機構の解明に貢献。このウイルスは、母乳を介して母親から子供に感染し、感染者は日本では約100万人、世界では約2,000万人に上る。これまでATLの発症にはウイルス由来のタンパク質が関与していると言われていたが、体内でどのように作用するかは明らかになっていなかった。本研究では、発がん過程においてこのタンパク質が細胞のがん化を制御し、ウイルス自身の生存および長期感染に寄与していることを発見した。

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http://news.nihon-loreal.jp/press/20160314FWIS.pdf
2014年
小澤 未央おざわ・みお
九州大学大学院 医学研究院環境医学分野
久山町研究室 学術研究員
福岡県福岡市東部に隣接する久山町の高齢住民を対象に認知機能に関する高齢者調査を実施し、食事で軽度認知機能障害(認知症の前段階)を予防できることが認められた2つの研究成果を成し遂げた。留学先のロンドン大学では、現在進行形の追跡研究で収集した食事調査と認知機能検査の情報に加え、新たに脳画像の情報を用いてミネラル摂取などの食生活が軽度認知機能障害に与える影響を研究する。

報道資料はこちら
http://news.nihon-loreal.jp/press/20140303.pdf
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