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頭皮の皮脂分泌について世界の7地域で調査しました

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ロレアル リサーチ&イノベーションでは、異なった遺伝的・文化的背景を持つ人々の皮膚や毛髪の特徴、化粧行動などを調査するタイポロジー研究を世界の様々な国と地域で行っています。日本ロレアル リサーチ&イノベーションセンターでもこのタイポロジー研究に参加し、日本人の特性について多方面の調査を行っています。
 
今回、日本を含めた世界の7つの地域で総計1,325名の人々に参加いただいた頭皮の皮脂分泌に関する調査の結果が日本語でまとまりました。
 頭皮の皮脂はシャンプーによって洗い流されますが、新たに皮脂が分泌されることによって時間が経つにつれて回復してきます。頭皮の面積当たりの皮脂の量はある時点で一定の値に達するのですが、その値とそこに達する速さ(回復過程)は、遺伝的・文化的背景によって左右されることがわかりました。例えば、欧州系アメリカ人は欧州系フランス人と遺伝的背景は近いはずなのですが、回復するまでの時間や皮脂の量は大きく異なっていました。これは、それぞれの地域でシャンプーの仕方やヘアオイルの使用など、ヘアケアのやり方が異なることによるものと考えています。日本人はアメリカ人よりも皮脂量は少なく、中国人、フランス人やタイ人に比べて多いことがわかりました。
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これらの知見はスカルプケア製品の開発に大きく役立つことでしょう。 この結果は2018年11月15日発売のフレグランスジャーナルに掲載されています。 横山恵美理、Florence Pouradier, Genevieve Loussouarn著、 「7つの異なった遺伝的・文化的背景を持つグループにおける頭皮上皮脂分泌の差異」 フレグランスジャーナル 2018, 46, 61-67
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