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第 31 回 IFSCC学術大会(※1)で「血管網を備えた全層皮膚モデル」が応用研究部門最優秀賞を受賞しました。

  • 学術
IFSCC学術大会において、ロレアル リサーチ&イノベーションは、皮膚と毛髪に関する最新の研究成果を発表しました。"Beauty and Happiness - Pushing Boundaries「美しさと幸せ-境界線を超える」"というテーマで開催されたこの大会で、ロレアルは口頭発表部門では7プロジェクト、ポスター部門では34プロジェクトが選ばれ、新しい血管網を備えた再構築皮膚モデルに関する発表が名誉ある応用研究賞を受賞しました。

血管網を備えた再構築皮膚モデル(※2):皮膚工学歴史におけるマイルストーン
ロレアルは30年以上にわたり、代替法のパイオニアとして活躍してきました。1979年には早くも、動物実験に代わるイン・ビトロ安全性試験を開発するために研究室でヒトの皮膚を作り、それ以来、皮膚工学の専門分野の開発を続けてきました。
サシャ・サラメ博士と彼女のチームの研究は、長年にわたるロレアルの努力に貢献していますが、遂にIFSCC審査員によって「血液が流動可能な血管網を備えた局所および全身投与試験のための全層皮膚モデル」に応用研究賞が授与されました。

どのようなプロジェクトですか?
サシャのチームは、ヒト再構築皮膚モデル作成の技術と細胞の自己組織化、そしてマイクロ流体工学の技術を用いて血管網を備えた人工皮膚モデルの作成に成功しました。このモデルは、生理学的な観点から本物の人皮膚により近く、皮膚上での製品評価や、私たちの身体と皮膚の相互作用の研究においても、より精度の高い予測が可能で信頼性の高いツールとなっています。

「細胞生物学と皮膚工学を専門とする生物学を専門としていましたが、このプロジェクトで生物学、生理学、マイクロ流体工学の交わる分野で研究する機会を得ました。また、この学際的なプロジェクトは日本とフランスの間で行われ、異なるバックグラウンドを持つ専門家の協力があったからこそ実現することができたのです。」サシャ・サラメ博士 - ロレアル リサーチ&イノベーション
※1:The International Federation of Societies of Cosmetic Chemists 「国際化粧品技術者会連盟」
※2:"A perfusable vascularized full-thickness skin model for topical and systemic applications." 「血液の流動が可能な血管網を備えた局所および全身投与試験のための全層皮膚モデル」


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